フランス語の être ってなに?どんなときに使うの?
今回はフランス語の最重要動詞[être(エートル)]について分かりやすく簡単に解説します。
フランス語の動詞 être は英語のbe動詞にあたるもの
フランス語の動詞 être(エートル)は最も重要、かつ最も頻繁に使われる単語のひとつです。
どんなときに使われるかと言うと、例えば☟
1.Je suis japonais.(ジュ スュイ ジャポネ)
「わたしは日本人です。」
2.Vous êtes japonais ?(ヴ ゼトゥ ジャポネ)
「あなたは日本人ですか?」
3.Ils sont japonais.(イル ソン ジャポネ)
「彼らは日本人です。」
など。
ここで登場する suis(スュイ)や êtes(エトゥ)、sont(ソン)は全て être のカタチが変わったものです。
ちなみに、上の文を英語にすると☟
1.I am Japanese.
2.Are you Japanese?
3.They are Japanese.
になります。
つまり、フランス語の動詞 être は、英語でいう be動詞(is, am, are)にあたる単語ということですね。
フランス語
être
=
英語
be
英語の be動詞が主語(「わたし」、「あなた」 など)や時制(現在形、過去形など)によって、is / was / are / were などに変わるのと同じように、フランス語の être も主語や時制によってカタチが変わります。
では、どのようにカタチが変わるのでしょうか??
être の活用一覧がこちらです(カタチが変わることを「活用」と言います)☟
être の活用 一覧〈現在形〉
フランス語の太字になっている部分が être の活用形です。
フランス語 | 日本語 | 英語 |
---|---|---|
Je suis(ジュ スュイ) | 私は | I am |
Tu es(テュ エ) | あなたは(カジュアル) | You are |
Il / Elle est(イレ / エレ) On est(オネ) | 彼 / 彼女は 私たちは(カジュアル) | He / She is We are |
Nous sommes(ヌ ソム) | 私たちは | We are |
Vous êtes(ヴ ゼトゥ) | あなたは(フォーマル) あなたたちは | You are |
Ils / Elles sont(イル ソン / エル ソン) | 彼 / 彼女らは | They are |
現在形の場合、英語だと is / am / are の3種類のみですが、フランス語だと☟
- suis(スュイ)
- es(エ)
- est(エ)
- sommes(ソム)
- êtes(エトゥ)
- sont(ソン)
全部で6種類、つまり主語が「わたし」なのか「あなた」なのかなどによって、全てカタチが変わるということですね。
こればっかりはもう暗記するしかありません・・・。
暗記するときは être の活用形だけでなく、主語と一緒に覚えた方が実用的です。
être の活用〈現在形〉暗記用ページはこちら☟
