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GAFAが動けば世界が動く!誰でもわかるGAFA【かんたん解説】

「GAFAってなぜ注目されるの?」「そもそもGAFAってなに?読み方は?」

GAFAは、アメリカの巨大IT企業4社「グーグル」「アマゾン」「フェイスブック」「アップル」を指す言葉で、それぞれの会社の頭文字をとったものです(読み方は「ガーファ」)。

GAFA(ガーファ)

Google

Amazon

Facebook

Apple

毎日のように世界中のニュースで取り上げられるGAFA。なぜそこまで注目を集めるのでしょうか?

今回は、「GAFAのなにがスゴイの?」「GAFAはどうやって稼いでいるの?」という2つの視点からGAFAをみていきます。

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GAFAのなにがスゴイの?

GAFAはなぜこれほどまでに、世界中から注目される存在なのか。

それは、GAFAが大国をもしのぐ経済力と影響力をもつからです。

GAFAの売上高は日本の税収より多い

2019年のGAFAの売上高合計は、約7,700億ドル(81兆円)。

2020年度予算における日本の税収は、63兆5,000億円。たったの4社で日本の税収よりもはるかに大きい額を稼いでいることになります。

売上高(2019年)
  1. アマゾン:2,805億ドル
  2. アップル:2,600億ドル
  3. グーグル:1,620億ドル
  4. フェイスブック:707億ドル

GAFAの時価総額はイギリスのGDPより大きい

2019年8月時点のGAFAの時価総額は、約3兆ドル(315兆円)。

これはなんと、2018年のイギリスの名目GDPより大きい額となります。ちなみに、世界各国のGDPランキングをみてみると、イギリスは世界第5位。

GAFAは、アメリカ・中国・日本・ドイツに次ぐ、巨大な経済力をもつ存在なのです。

時価総額(2019年8月)
  1. アップル:8,902億ドル
  2. アマゾン:8,843億ドル
  3. グーグル:7,570億ドル
  4. フェイスブック:4,438億ドル
時価総額とは?
時価総額とは、企業がもつ市場価値を表すものです。企業の株価に発行済株式数を掛けて算出します。
GDPとは?
GDP(Gross Domestic Product)とは、「国内総生産」のことで、国の経済規模を表します。一定期間内に国内で生産されたモノやサービスの合計額を示しています。

グーグルってどんな会社?

Google

設立:1998年

創業者:ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン

ミッション:「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」

グーグルのはじまりは、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの2人が、スタンフォード大学在学中に立ち上げた検索サイトです。

設立からわずか20年で、売上高15兆円(2018年)の巨大企業に成長しました。今では、Google検索のほか、Googleマップ、Gメール、Android、YouTubeなど多くの事業を手掛けています。

グーグルの主なサービス

Google検索・Googleマップ・Gメール・Google Chrome・Google Play・YouTube・Android

「Google」の由来は?
「Google」の由来は、数の単位「googol(グーゴル)」にちなんだもの。ちなみに、1グーゴルは10の100乗という巨大な数。まさに、Googleが莫大な数の情報を扱うもの、ということを示していますね。

検索市場で9割以上のシェア

なにか調べたいことがあるときは、まずグーグルで検索をするという方が多いですよね。

グーグルは世界の検索市場の9割以上という圧倒的なシェアをもちます。2位のBingのシェアが2.6%なので、ほぼ独占状態です。

検索市場シェア(2019年7月)
  1. グーグル:92.2%
  2. Bing(マイクロソフト):2.6%
  3. ヤフー:1.9%

スマホOS市場のシェア9割

多くの方が使っているAndroidスマホ。そのAndroidを提供しているのもグーグルです。

AndroidはスマホOS市場で約9割のシェアをもちます(2019年第1四半期)。ちなみに2位はアップルのiOS。

OSとは?
OS(オペレーション・システム)とは、コンピュータを動かすための基本ソフトウェアのことです。「オーエス」と読みます。スマホOSは、AndroidとiOSで市場の99%を占めます。

どうやって利益を出しているの?

グーグルの主なサービスは、基本的にすべて無料で利用できるものですよね。「じゃあ、どうやって利益を出しているの?」という疑問が。

広告収入が8割以上

2019年のGoogleの売上高は、1,620億ドル(17兆円)。そのうち、広告収入が1,350億ドル(14兆円)です。実に売上の83%を広告収入が占めることになります。

検索キーワードに関連する広告を表示

グーグルで検索すると、検索結果の上部に広告が表示されますよね。

ユーザーの検索結果にもとづいて、ピンポイントの広告を表示する。これが、グーグル広告のしくみです。そのほかには、ウェブサイト広告やYouTube広告などもグーグルの大きな強みです。

グーグルは広告収入によって支えられている

検索結果にもとづく、ターゲティング広告

アマゾンってどんな会社?

Amazon

設立:1994年

創業者:ジェフ・ベゾス

ミッション:「地球上で最もお客様を大切にする企業になること」

オンライン書店として、2004年にスタートしたアマゾン。いまや家電や日用品、食品、ファッションまであらゆるものを取り扱う「エブリシング・ストア」に。

アマゾンは、世界でもっとも広く採用されているクラウドコンピューティング・サービスを展開する、テクノロジー企業でもあります。

クラウドコンピューティングとは?
クラウドコンピューティングとは、インターネット経由でサーバー、データベース、ストレージ、アプリケーションなど、さまざまなサービスを利用することです。
アマゾンの主なサービス・製品

Amazon(オンラインストア)・AWS(クラウドコンピューティング)・Kindle

売上高の7割はオンラインストア

2019年のアマゾンの売上高は、2,805億ドル(30兆円)。

オンラインストアでの販売額と、マーケットプレイスからの手数料を合わせると、全体の約7割を占めます。

マーケットプレイスとは?
アマゾン以外の販売者が、アマゾンのサイト上で商品を販売できるしくみのこと。出品者はアマゾンに手数料を支払います。

利益の6割以上はクラウドコンピューティング事業

売上高の約7割がオンラインストアによるものでしたね。では、営業利益はどうでしょうか。

アマゾンの2019年の営業利益は、145億ドル(1.5兆円)。そのうちの6割以上にあたる92億ドルが、AWSというクラウドコンピューティング事業からもたらされています。

AWSとは?
AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)は、アマゾンが提供するクラウドコンピューティング・サービスのことです。AWSはクラウドコンピューティング市場でトップシェアを誇ります。

売上高の約7割⇨オンラインストア

営業利益の約6割⇨クラウド・コンピューティング事業

リアル店舗にも進出

アマゾンは近年、リアル店舗への進出を積極的に進めています。

2016年には、無人コンビニの「アマゾン・ゴー」を発表。スマホのQRコードをかざして入店し、好きな商品をマイバッグに入れてそのままお店を出ます。自動的に会計処理がなされるので、支払いのために並ぶこともありません。

動画:Amazon Go

フェイスブックってどんな会社?

Facebook

設立:2004年

創業者:マーク・ザッカーバーグ

ミッション:「人々にコミュニティ構築の力を提供し、世界のつながりをより密にする」

ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグが、2004年に立ち上げたSNS。それがフェイスブックのはじまりです。

2012年には、当時まだスタートして間もなかった写真共有SNS、インスタグラムを買収。SNS市場で圧倒的な地位を築いてきました。

フェイスブックの主なサービス

フェイスブック・インスタグラム・メッセンジャー・ワッツアップ

全世界の3人に1人が利用

2019年6月、フェイスブックの利用者は全世界で24億人を突破。これは世界中のほぼ3人に1人が利用しているという計算に。

SNS市場で7割以上のシェア

2019年7月のSNS市場に占めるフェイスブックのシェアは72.1%。2位のピンタレスト、3位のツイッターを大きく引き離しています。

SNS市場シェア(2019年7月)
  1. フェイスブック:72.1%
  2. ピンタレスト:14.5%
  3. ツイッター:6.1%

どうやって稼いでいるの?

フェイスブックが展開するサービスもグーグル同様、すべて無料で利用できます。どうやって利益を出しているのでしょうか?やっぱり広告?

ほぼ100%広告収入

フェイスブックの2019年の売上高は、707億ドル(7.4兆円)。そのうちの98.5%を占める、697億ドルが広告収入によるものです。

高い精度のターゲティング広告

フェイスブックは、原則実名で登録しますよね。さらに、性別や誕生日、学歴、職業なども入力することができます。

また、「いいね!」を押した履歴などから、その人の趣味や好みまでわかります。

このようにユーザーの特徴をがっちり抑えているため、よりターゲットを絞り込んだ最適な広告を表示することができます。

フェイスブックはほぼ100%広告収入

登録内容・アクティビティによるターゲティング広告

アップルってどんな会社?

Apple

設立:1976年

創業者:スティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアック

1976年に、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックによって設立されたアップル。

コンピュータ・メーカーとしてスタートした同社は、その後Mac、iPod、iPhone、iPadなど革新的な製品を次々と生み出してきました。

2018年8月には、世界で初めて時価総額が1兆ドルを超えました。

アップルの主な製品

Mac・iPod・iPhone・iPad・Apple Watch

アップルを支えている製品は?

2019年のアップルの売上高は、2,600億ドル(27兆円)。そのうちの55%をiPhoneが占めています。

売上高を地域別でみると、アメリカがもっとも多く、次にヨーロッパ、中国、日本と続きます。

アップルを支えているのはiPhone

スマホの利益シェア6割以上

2018年のスマホの出荷台数シェアをみてみると、iPhoneは14%。残りはほぼAndroidスマホが占めています。

出荷台数シェアは高くないものの、スマホの利益ベースでみると、iPhoneの占める割合は62%で、2位のサムスン以下を大きく引き離しています。

スマホの利益シェア(2018年第2四半期)
  1. アップル:62%
  2. サムスン:17%
  3. ファーウェイ:8%

圧倒的なブランド力

なぜそこまで高い利益が出せるのか。それは圧倒的なブランド力に他なりません。

高級ブランドショップのような店構えのアップル・ストアに並ぶ、細部までこだわり抜かれた美しいデザインのプロダクト。

持っているだけでオシャレで、かつ機能的にも優れている。多少値段が高くても買いたくなりますよね。


参考書籍

今回はおもにGAFAの現状について紹介しました。こちらの本では、GAFAの戦略・マネー・イノベーションについてのほか、GAFAの今後の取り組みについても図解を用いてわかりやく解説されています。

GAFAが描く未来をのぞけば、世界の今後の流れが見えてくるでしょう。

参考サイト

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