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【簡単】温室効果ガスとは?どこから発生してるの?わかりやすく解説

「温室効果ガスってなに?」「温室効果ガスはどこから発生しているの?」

地球温暖化の主な原因といわれている「温室効果ガス」。

温室効果ガスとは一体何なのか、どこから発生しているのか。誰でもわかるようにやさしく解説します。

温室効果ガスとは?

温室効果ガスとは、一体何のことを言うのでしょうか。

そもそも、温室効果ガスの「温室効果」って何のこと??

温室効果=地球を温める効果

温室効果とは、「地球を温める効果」のこと。

地球は太陽から注がれる熱によって温められていますが、じつは温められた地表からも熱を放出しています。

なので、そのままでは地球はどんどん寒くなってしまいます・・・。

そこで重要な働きをするのが、大気中に存在する「温室効果ガス」といわれる気体です。

地表から放たれた熱を温室効果ガスが吸収して、再び地球に戻しているのです。

つまり、温室効果ガスの働きのおかげで、地球は生き物たちが暮らしやすい温度に保たれているんですね。

もし温室効果ガスがなかったとしたら、地球の平均気温はマイナス19℃くらいになるといわれています。

温室効果ガスの種類

では、温室効果ガスとは一体どんな気体のことを言うのでしょうか。

大気中にある主な温室効果ガスには、二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、フロンなどがあります。

その中でも、地球温暖化への影響が最も大きいと言われているのがCO2です。CO2は、人間の活動によって排出される温室効果ガスの約3/4を占めています。

人為起源の温室効果ガスの総排出量に占めるガスの種類別の割合(2010年の数値)
出典:気象庁のデータをもとに作成

温室効果ガスが地球温暖化の原因に

温室効果ガスは、地球を快適な温度に保ってくれているもの。

だとしたら、なぜ今ここまで大きな問題になっているのでしょうか。

18世紀以降、CO2の排出量が急上昇

それは、温室効果ガス(特にCO2)が増えすぎてしまっているから。つまり、地球が余計に温められてしまっているということです。

CO2は、主に化石燃料(石炭、石油、天然ガスなど)を燃やすことで、大気中に大量に放出されます。

18世紀の産業革命以降、人間がエネルギー源として化石燃料を使い始めてから、CO2の排出量が急激に増えていったのです。

出典:COOL CHOICE ウェブサイト

その結果、世界の平均気温は1880年から2012年の間に0.85℃上昇。

近年、異常気象や自然災害など、地球温暖化に伴うさまざまな気候変動が問題になってきています。

気候変動については、こちらをチェック☟

【簡単】地球温暖化・気候変動の現状と未来をわかりやすく解説

CO2はどこから発生しているのか

では、CO2は具体的にどこから発生しているのでしょうか。

日本のケースを見てみましょう。

企業からの排出8割、家庭からの排出2割

日本のCO2の排出量を見てみると、全体の約80%が企業からの排出で、残りの20%が家庭からの排出になっています(2019年度)。

二酸化炭素排出量の内訳(電気・熱配分後、2019年度)
出典:環境省のデータをもとに作成

企業からの排出のうち、最も多くの割合を占めているのが産業部門。その中でも鉄鋼業が約4割を占め、全体の排出量の約14%を占めています。

産業部門業種別 CO2排出量 シェア(電気・熱配分後、2019年度)
出典:環境省のデータをもとに作成

一方、家庭からの排出では、全体の約1/4が車の運転によって発生するCO2です。

車以外では、照明・家電>給湯>暖房の順に排出量が多くなっています。

世帯当たり年間用途別 CO2排出構成比(全国、2019年度)
出典:環境省のデータをもとに作成

それにしても、家庭からの排出が全体の20%もあるのは驚きですよね。鉄鋼業(14%)よりも多くのCO2を排出しているということになります・・・。

参考書籍

気候変動が引き起こす12のこと。気候変動について図解を用いてわかりやすく説明してくれている本です。

水素や電気自動車(EV)など、脱炭素に向けた政府・投資家・企業の動きが一冊にまとめられています。

参考サイト

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