フランス語の “Il y a” ってどういう意味?なんて読むの?
今回はフランス語の重要表現のひとつ、[Il y a]について分かりやすく簡単に解説します。
Il y a は英語の There is / are「~がある(いる)」にあたる表現
フランス語の “Il y a ~” は「~がある(いる)」という意味です。英語でいう “There is / are ~” にあたる表現ですね。
Il(イル)と y(イ)と a(ア)が全部つながって、「イリヤ」と発音されます。
“Il y a” のあとに人やモノ・コトを入れることで、「~がある(いる)」と言うことができますよ。
例えば☟
① Il y a un problème.
(イリヤ アン プロブレム)
「ひとつ問題があります。」
② Il y a des problèmes.
(イリヤ デ プロブレム)
「いくつか問題があります。」
など。“Il y a” のあとには単数形でも複数形でも、どちらでも入れることができます。
なお、① と ② の文を英語にすると☟
① There is a problem.
② There are problems.
になります。
“There is” “There are” のどちらのケースでも、フランス語では “Il y a” ひとつでカバーできるということですね。
Il y a
フランス語
=
There is / are
英語
un と des はなにが違うの?という方はこちらをチェック☟

Il y a の疑問文は語尾のイントネーションを上げて発音するだけ
“Il y a” を使って「~はありますか?」と聞く方法はとても簡単です。
文の構造はそのままで、語尾のイントネーションを上げるだけで疑問文になります。
例えば☟
Il y a des problèmes.
(イリヤ デ プロブレム)
「いくつか問題があります。」
を疑問文にしたいときは☟
Il y a des problèmes ?
(イリヤ デ プロブレム⤴)
「何か問題はありますか?」
と語尾のイントネーションを上げて発音します。
疑問文 ➜ 語尾を上げて発音する
では、「~がありません」のように否定文にしたいときは??
Il y a の否定形は Il n’y a pas de ~(イル ニヤ パ ドゥ)
否定文にしたいときは、“Il y a ~” を “Il n’y a pas de ~”(イル ニヤ パ ドゥ)に変えます。
例えば☟
Il y a un problème.
(イリヤ アン プロブレム)
「ひとつ問題があります。」
を否定文にしたいときは☟
Il n’y a pas de problème.
(イル ニヤ パ ドゥ プロブレム)
「問題はありません。」
というカタチにします。
否定文 ➜ Il n’y a pas de ~
なぜ un が de になるの?という方はこちらをチェック☟
