自分で考え行動できる子に!モンテッソーリ式 子どもの自立心の育て方

「しっかりと自分の頭で考え、自分で人生を選択できる大人になって欲しい。」

きっと親なら誰もが子どもに対して、自立した大人になって欲しいと願っているはず。でも、どうすれば子どもの自立心を育てることができるのでしょうか。

今回のテーマは、「モンテッソーリ式 子どもの自立心の育て方」です。

参考書籍はこちらです☟

モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方|伊藤 美佳 (著)

モンテッソーリ教育って?

モンテッソーリ教育は、イタリア出身の医師で教育家のマリア・モンテッソーリ(1870年~1952年)によって提唱された教育法です。

その考え方の根本にあるのは、子どもの「自立」。

子どもは自ら成長していくもの。大人は「手を出す」のではなく「見守る」存在であり、子どもが自由にできる環境を与えること。

自由を与えられた子どもは、自分が伸ばしたい能力を伸ばし、自分の頭で考えて行動していける大人になるのだといいます。

子どもの「自立心」を育む接し方とは

子どもの自立心を育てるために、親はどのように子どもに接してあげれば良いのでしょうか。

ここでは、自立心を育むモンテッソーリ式の子どもへの接し方を紹介します。

子どもを信じて見守ること

子どもがやろうとしていることを静かに見守るのは、簡単なことじゃないですよね。

心配でヤキモキしてしまって、つい口を出したり、手伝ってあげたりしたくなるものです。親がやってあげた方が物事がスムーズに進むし、時間も余計にとられないで済むという側面もあるかもしれません。

でも、いつも親が指示を出したり、手伝ってあげたりしていると、子どもは言われたことはできても、自分で考えて行動することができなくなってしまいます。

子どもの自立心を育てるために大切なこと、それは子どもを信じて見守ること。子どもは「何もできない」存在ではなく、「何でもできる」存在という目で見て接することが大切なのだといいます。

本人に気付かせること

子どものやり方が間違っていると、大人はつい「そうじゃなくて、こうでしょ。」と間違いを正したくなりますよね。でも、それは子どもの成長の機会を奪ってしまうことに。

子どもは失敗することで、自ら学び成長していくもの。正しいやり方で行うことよりも、自分で間違いに気付くことの方が大切なのだといいます。

トライ&エラーを繰り返しながら成功に必要なことを自ら学んでいく。そうすることで、自主的に行動できるようになり、問題解決能力が備わっていくのだそうです。

子どもに決めさせること

人生は選択の連続ですよね。そのときにどう考え、どう行動するかで、その後の人生も大きく変わっていくもの。

大事な場面でしっかりと自分の頭で考えて、自分が納得のいく選択ができるか。それとも、周りの意見に流され自分自身の考えを失ってしまうか。

自分らしい選択ができる大人になるためには、小さい頃から自分の意思で選ぶ経験を積み上げてきたかどうかが重要なのだそうです。

親が決めるのではなく、子どもに決めさせること。おもちゃやお菓子など、大人から見ればささいなことでも、きちんと子どもに選ばせてあげることが大切なのだといいます。

否定をせず受け入れること

子どもって、大人の常識では考えられないような行動をとったりしますよね。例えば、お絵描きで海を虹色に塗ったり。

大人としてはつい、「海は何色だっけ?青かな?」とアドバイスしたくなってしまうかもしれません。でも、それは子どもの豊かな発想力や想像力を奪ってしまうことに。

「それはこういうものだから。」と常識にとらわれるのではなく、子どもの自由な発想を受け入れてあげること。そうすることで、子どもは親に受け入れてもらえたと安心し、自由に自分の才能を伸ばすことができるのだといいます。

“困った行動”も見方を変えれば気持ちがラクに

おもちゃを次から次へと出して散らかしたり、ごはんの時間になっても遊ぶのを止めようとしなかったり。

こんな子どもの行動、親からしたら困ったものですよね。注意するのも疲れるし、イライラやストレスはどんどんたまっていく一方・・・。

でもよく考えたら、子どもは「親を困らせてやる」なんて全く思っていないはず。ただやりたいことを素直にやっているだけです。

“困った行動”ととらえるのは親の目線

子どもの行動を“困った行動”ととらえるのは、実は親の目線で見ているから。子どもの行動はすべて、自分の能力を伸ばしたいという気持ちの表れだといいます。

例えば、おもちゃを次から次へと出すのは、いろんな能力を試したいから。子どもは、1つのことに満足すると他の能力を使いたくなるのだそうです。

時間を忘れ夢中になって遊んでいる子は、今まさに集中力を発揮している最中。急かさず待ってあげることで、子どもはやり切った満足感を得られます。満足する前に無理やり終わらせてしまうと、子どもの心には不満が残ってしまいますよね。

やりたいことをやらせてあげると親もラクに

子どもの“困った行動”を叱るのではなく、その子がどうしてそういう行動をとっているのかを考えてみること。結果だけではなく、そのプロセスを見てあげることが大切なのだといいます。

「そんなことしちゃダメ」などと注意されてばかりいた子は、自信をなくし精神的に不安定な大人になってしまう可能性も。逆に、好きなことをやらせてもらえた子は、親を信頼するようになり、自分のことをしっかりとコントロールできるようになるのだそうです。

それに、子どもにやりたいことをやらせてあげられるというのは、親自身も気持ちがラクになるし、余計なストレスを感じずに済みますよね。

子どもの“困った行動”を「どんな才能を伸ばしたいのかな?」という気持ちで見てあげることができれば、今まで以上に子育てが楽しくなるのではないでしょうか。

参考書籍

子どもにはどんな能力があって、どの部分を伸ばしてあげればいいのか、悩ましいですよね。

本書では、子どもが持つ「9つの知能」をベースに、それぞれの能力をぐんぐん伸ばすオリジナルメソッドが紹介されています。