都内には、日本・世界の名作に出会える美術館や、貴重なコレクションを所蔵する博物館がたくさんあります。
今回はその中でも、いつか訪れたい&何度も通いたいミュージアムを6つピックアップ。ゆっくりとミュージアム巡りはいかがですか?
(参考)
東京の美術館・博物館 来館者数ランキング – 2019

東京都美術館(上野)
Tokyo Metropolitan Art Museum
1926年に日本初の公立美術館として開館。すべての人に開かれた「アートへの入口」となることをミッションに掲げる美術館。
「世界と日本の名品」に出会う大型の特別展や、「アーツ&ライフ展」「現代作家展」「アーツ&ケア展」の3つのテーマを基本に毎年1つのテーマを取り上げる独自の企画展を開催。
住所
東京都台東区上野公園8−36
アクセス
JR上野駅より徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線 上野駅より徒歩10分
東京国立博物館(上野)
Tokyo National Museum
1872年に設立された日本最古の博物館。数多くの国宝・重要文化財をはじめ、日本を中心に広くアジア諸地域にわたる約12万件ものコレクションを所蔵。
日本美術、彫刻、陶磁、刀剣などを展示する「本館」のほか、「東洋館」「平成館」「法隆寺宝物館」「表慶館」「黒田記念館」、6つの展示館がある。
住所
東京都台東区上野公園13−9
アクセス
JR上野駅より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線 上野駅より徒歩15分
公式サイト
https://www.tnm.jp/
国立西洋美術館(上野)
National Museum of Western Art
フランス政府から寄贈返還された「松方コレクション(印象派の絵画やロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)」を展示するため、1959年に開館。
本館は20世紀を代表する建築家の一人、ル・コルビュジエによる設計。2016年に、国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献 ―」が世界文化遺産に登録された。
住所
東京都台東区上野公園7−7
アクセス
JR上野駅より徒歩1分
東京メトロ銀座線・日比谷線 上野駅より徒歩8分
東京国立近代美術館(竹橋)
National Museum of Modern Art, Tokyo – MoMAT
日本で最初の国立美術館として、1952年に開館。横山大観・菱田春草・岸田劉生らの重要文化財を含む、13,000点を超えるコレクションを所蔵。
会期ごとに選りすぐりの約200点を展示する所蔵作品展「MOMATコレクション」は、100年を超える日本美術の歴史を一気に鑑賞できる国内唯一の展示。
住所
東京都千代田区北の丸公園3−1
アクセス
東京メトロ東西線 竹橋駅より徒歩3分
国立新美術館(六本木)
National Art Center, Tokyo
2007年開館。コレクションを持たず、14,000㎡という国内最大級の展示スペースを生かした多彩な展覧会を開催。
ガラスのカーテンウォールが波のようにうねる個性的な外観の建物は、建築家 黒川紀章による設計。コンセプトは「森の中の美術館」。
12の展示室のほか、アートライブラリー・レストラン・カフェ・ミュージアムショップなど館内施設も充実。
住所
東京都港区六本木7−22−2
アクセス
東京メトロ千代田線 乃木坂駅直結
公式サイト
https://www.nact.jp/
東京都現代美術館(清澄⽩河)
Museum of Contemporary Art Tokyo – MOT
1995年開館、緑豊かな木場公園の一角に建つ現代美術館。約3年にわたる大規模改修工事を終え、2019年にリニューアルオープン。
国内外の現代美術の歴史を約5,500点の収蔵作品により紹介する「MOTコレクション」や、現代アートを中心に幅広いテーマ・ジャンルを扱った多彩な企画展を開催。
住所
東京都江東区三好4−1−1
アクセス
東京メトロ半蔵門線 清澄白河駅より徒歩9分
都営地下鉄大江戸線 清澄白河駅より徒歩13分
公式サイト
https://www.mot-art-museum.jp/
MAP
関連書籍
いつかは訪れてみたい日本のBESTミュージアム100選。
何度も通いたい個性派ミュージアムや、ちょっと郊外まで足を延ばしても行きたいミュージアムなど、アートを楽しむさんぽを紹介。
参考サイト
- Theme Index and Museum Index (PDF) – AECOM
- Visitor Figures 2019 | The Art Newspaper