スピーチで学ぶ英語シリーズ、今回は Apple(アップル)の創業者、スティーブ・ジョブズのスピーチの一部抜粋です。
今回のスピーチ:『点と点』スティーブ・ジョブズ
今回のスピーチはこちら☟
Believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart, and that will make all the difference.
Steve Jobs
かなり長い文なので、前後しながら読むとこんがらがってしまいますよね。
今回はこちらの文を前半(heart,まで)と後半(,andから)に分けて、意味のかたまりごとに前から訳していきます。
意味のかたまりごとに区切って前から訳す
初めのうちはかたまりごとに「 /(スラッシュ)」を入れていくと混乱せずに済みます。
「 / 」を入れる箇所は特に決まりはありませんが、「that節の前」や「動詞(助動詞)の前」「to不定詞の前」に入れるとスムーズに訳すことができます。
Believing / (that) the dots will connect / down the road // will give you the confidence / to follow your heart,
信じることは / 点がつながる / いつか // あなたに自信を与えるでしょう / 自分の心に従う
- believing:信じること
- dot:点
- connect:つながる
- down the road:いつか
- confidence:自信
- follow:~に従う
- heart:心
この長い一文の主語は、Believing(信じること)です。that 以下(roadまで)の文は、“何を” 信じるかを説明しています。
and / that will make all the difference.
そして / それは大きな違いをもたらすでしょう。
- difference:違い
この文の that は、Believingのことを指します。つまり、「信じることは ➜ 大きな違いをもたらす」ということです。
前半と後半の文をつなげると、このような意味の文になります。
点と点がいつかつながると信じることで、自分の心に従う自信が生まれます。これがのちに大きな違いをもたらしてくれるのです。
スティーブ・ジョブズ

Text of Steve Jobs’ Commencement address (2005)|Stanford University